クラウドって…

最近よく聞くこの言葉。

正確な意味はどないやねんと思い、Wikipediaを見てみたら、

クラウドコンピューティング(英: cloud computing)とは、ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理をネットワーク経由で、サービスとして利用する。

とあった。うぬぅ、まぁそうだよね。

で、よ~く考えてみます。すると達する結論は、「だから?」ってこと。

コンピュータにまつわる仕事をしているとよくあることだが、同じような技術や思想を、言葉を換えて提供することで新技術のような錯覚を与えて、ユーザの活性化を図る。まぁ間違った手法ではないと思うが、個人としては「なんだかなぁ」という印象を受ける。

クラウドコンピューティング以前にも、思想的に同じようなことは規模こそ違えど有象無象に存在していたし、今更な感じがする。ただ、着目すべきは、その思想をしっかりと体現できるインフラが整ってきたということ。昔は頭でっかちな考え方と言われたことが、今はジャストフィットするのだ。これは、ソフトウェア的な技術の進歩というのではないと思う。でも、一昔前に、ぶっとんだ考え方をしたために、インフラやハードウェアが追いついてきたからこその結果なのだ。

そう思うと、今ぶっ飛んだ考え方とはなんだろう?ウェアラブルですら、(思想的には)今は廃れているように思うし、VRだってそうだ。

今はまだ「変人」扱いされる思想も、10年後には先進的なものに変化する。ある意味面白くおかしい世の中だなぁと思った。

以前勤めていた会社で、尊敬できる人から教えられたことに「技術にほれ込むな。あくまで、何がしたくて何が最適かで考えるべきだ」というのがある。烏合の衆のように、TVやメディアが取り上げる言葉に踊らされるのではなく、あくまで技術を使う側・利用する側としての立場を貫かないと、本質が見えなくなるのだ。これがなかなか難しいのだけど。まぁ、この考え方はソフトウェアの業界だけでなく、すべての仕事に通ずるのかもなぁと思う。

まさに、徒然なるままに自分の思想を書いてしまった。

ではでは~。

クラウドコンピューティング: cloud computing)とは、ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理をネットワーク経由で、サービスとして利用する。